市場調査会社の米comScoreが現地時間2011年12月18日に公表した米国オンライン小売りに関する調査によると、11月1日のホリデーシーズン開始時点から12月16日までの46日間の売上高は309億ドルで、前年同期と比べ15%増加した。

 毎年12月第2月曜日は「グリーンマンデー」と呼ばれ、この週は1年で最もオンライン小売りが活気づく週の一つとされるが、今年の同週(12~16日)は、10億ドルを超えた日が4日あった。同週の合計支出金額は63億2000万ドルとなり、こちらも前年から15%増加した。とりわけグリーンマンデー(12月12日)は前年から19%増の11億3300万ドルと好調だった。

 これからクリスマスに近づくにつれて消費の伸びがやや鈍化することから、comScoreは今年のオンライン小売りは、サイバーマンデー(11月28日)、グリーンマンデー(12月12日)、送料無料の日(12月16日)の順で多いことになるとしている。

 サイバーマンデーはこれで2年連続で、最もオンライン小売りが集中した日となる。ちなみに今年のサイバーマンデーのオンライン小売り額は12億5100万ドルで、前年に比べ22%伸びた(関連記事:2011年の米国ホリデーシーズン好調、オンライン売上高は前年比15%増

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