米comScoreが現地時間2011年12月11日に発表した米国オンラインショッピングに関する調査結果によると、11月1日のホリデーシーズン開始時点から12月9日までの39日間の売上高は246億2200万ドルで、前年同期の214億500万ドルと比べ15%増加した。直近の1週間(12月3日~9日)を見ても59億2500万ドルとなり、前年同期から15%増加した。

 今年は感謝祭連休明けのサイバーマンデー(今年は11月28日)の売上高が12億5100万ドルとなり、前年比22%増と大きく伸びた。また通常、サイバーマンデーの週が終わると消費はいったん落ち込むが、今年は10億ドルを超えた日が、直近の1週間(12月3日~9日)に3日あった。具体的には、12月5日が11億7800万ドル、翌6日が11億700万ドル、8日が10億2400万ドルだった。

 「これらは今年のホリデーショッピングシーズンが活況を呈していることを示している」とcomScoreのGian Fulgoni会長は述べている。同氏によると、毎年12月第2月曜日は「グリーンマンデー」と呼ばれ、この週は1年で最もオンライン小売りが活気づく週の一つ。同氏は今年のホリデーシーズンの消費はまだ伸びると予測している。

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