右が新しいメール作成ウインドウ、左は従来版のもの
右が新しいメール作成ウインドウ、左は従来版のもの
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 米Googleは米国時間2010年6月21日、米Appleのタブレット型コンピュータ「iPad」に最適化したWebメールサービス「Gmail」の強化について明らかにした。

 新たなiPad向けGmailでは、メール作成ウインドウがスクリーン前面に大きく表示される。従来の2ペイン構成では受信ボックスのメッセージ一覧と隣り合わせた小さいスペースで文章を入力しなければならなかったが、一目で長い文章を確認できるようになった。また、メッセージをスクロールする際に発生した問題なども修正した。

 iPad用Gmailは、4月より試験提供を行っている。HTML5をサポートし、オフライン環境にも対応する(関連記事:Google、iPad用に最適化した「Gmail」の試験提供を開始)。

 iPadにはAppleのメールアプリケーション「Mail」が搭載されているが、Gmailの動作速度やスレッド機能がユーザーに人気という(米New York Times)。

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