ローソンとアサツーディ・ケイ(ADK)、NTTドコモの3社が設立したクロスオーシャンメディアは2010年5月19日、デジタルサイネージを使ってローソン店舗で展開する広告配信サービス「東京メディア」を開始すると発表した。配信コンテンツとしては、「みんなでつくる時報」「ビックリコンテンツ」「東京アンケート」「東京イベント」「ランキング」である。

 この東京メディアのメディアとしての価値の向上に向けて取り組むのが、「東京media みんなの日本 元気いっぱいプロジェクト」である。例えば、モバイル誘導強化コンテンツとして「東京media 第1回 イメージガールオーディション」(主催はクロスオーシャンメディア、運営がシップ、協力が主婦の友社)の放映を2010年7月~9月に予定する。投稿強化コンテンツとして、「全国高校生からの元気メッセージ!」を2010年7月~2010年2月に放映する。

 このプロジェクトには、Jリーグも独自コンテンツを用意して参加する。「コンビニの店舗の外に向けたデジタルサイネージなのでしっかりと映像を見ずに通り過ぎる人が多い」という前提で、コンテンツの開発を進めている。つまりサッカーボールは出さずに、スイーツの映像を出して、美味しそう、楽しそうという雰囲気をだして、最後はJリーグの告知だったという意外性を狙った映像」を用意している。そして、このサイネージの映像の横に、2週間ごとに関東近県で開催されるJリーグの試合日程を掲載していく計画だ。

 このほか、「女子応援企画!イマドキOLはじめての世界一周の旅、自由に飛んで歩いて」、「日本全国パワースポット巡り meちゃんが恋の指南 タロット占い」などがラインアップされている。

[関連記事へ]