米Googleは米国時間2009年10月16日,地域検索/地図検索サービス「Google Maps」の「Street View」用画像を拡充するため,画像作成用3輪自転車「Street View trike」での撮影に適した米国内の場所/施設を提案するようユーザーに呼びかけた。アイデアはWebサイトで受け付けている。締め切りは2009年10月28日。

 通常GoogleはStreet View用の画像を自動車で撮影するが,自動車の入れない施設や道などでは撮影用機材を積んだ自転車を使っている。今後この自転車で撮影する候補として,米国にある6種類の施設「公園/散策路」「大学の構内」「テーマ・パーク/動物園」「遊歩道(ショッピング・モールなど)」「名所」「運動施設(ゴルフ・コースや競技場)」を募る。最終的な撮影地は,Googleが選んだ施設の中から投票で決める。

 Street View trikeは3輪自転車の後部にカメラやGPS装置などを取り付け,移動しながら撮影できる。重さは約250ポンド(約113kg)。既に米国や日本で試験撮影を行っており,動物園や遊園地,商業施設などの内部をStreet Viewで公開するパートナ・プログラムを実施している(関連記事:Googleカーのカメラを40cm下げる---グーグルのストリートビューでプライバシ保護策)。

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