図●ネティーザの今後の製品ラインアップ
図●ネティーザの今後の製品ラインアップ
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 日本ネティーザは2009年9月9日、今後1年以内に発売を予定するデータウエアハウス(DWH)アプライアンス製品のスペックを公開した。同社は先月、従来機の2~5倍の処理性能を持つ新機種「TwinFin」を発表しており、今後出荷する製品はTwinFinのアーキテクチャに基づいた製品になる(関連記事)。

 今後出荷する製品は3タイプある。部門単位での導入や開発用途に向けたエントリ機と、大容量データの保存に特化した機種、高速処理を強みとする製品である(図)。製品名称はまだ公表していない。

 エントリ製品のきょう体の大きさは7Uサイズ。最大ハードディスク(HDD)容量が10T(テラ)バイトである。大容量データ保存に特化した製品は、最大20ラックまで接続でき、最大HDD容量は5P(ペタ)バイト。処理性能は、先月出荷した現行の最新機種TwinFinよりも劣るという。

 高速処理を特徴とする製品は、メモリー処理を組み合わせることで、処理性能をTwinFinよりも大幅に向上させる。最大HDD容量はTwinFinと同じ1.25Pバイトだ。最大10ラックまで接続できる。