米Palmは米国時間2009年7月16日,モバイル機器向けソフトウエア基盤「Palm webOS」用の開発キット「Palm Mojo Software Development Kit(SDK)」の一般公開を開始したと発表した。同社の開発者向けポータル・サイト「Palm webOSdev」から無償でダウンロードできる。
同社が2009年4月より実施していたMojo SDKの早期公開プログラムには,数千人の開発者が参加したという(関連記事:Palm,次期ソフト基盤「webOS」のSDK早期公開とクラウド・サービスを発表)。同SDKを使って開発したアプリケーションは,スマートフォン「Palm Pre」用のアプリケーション・ストア「Palm App Catalog」に登録できる。登録受け付けは2009年秋に開始する予定。
なお,Palm Pre発売から6週間弱でApp Catalogのアプリケーション・ダウンロード数は180万件を超えたとしている(関連記事:Palm Pre向けアプリ・ストア「App Catalog」,18日間でダウンロード100万件達成/Sprint Nextelが「Palm Pre」を6月6日に発売,通信契約/キャッシュバック込みで199.99ドル)。