モバイル・サービスの調査を手がける米Medialetsは米国時間2009年6月24日,米Palmのスマートフォン「Palm Pre」向けのアプリケーション・ストア「Palm App Catalog」において,ダウンロード件数が100万件を突破したと発表した。Palm Preを6月6日に発売開始してから18日で達成した。

 Palm Preの発売初日の販売台数は5万台で,ダウンロード件数は10万件だった。これは,デバイス1台当たり2本のアプリケーション,アプリケーション1タイトル当たり5500件のダウンロードに相当する。最も人気の高いアプリケーションは2万件を記録し,最も人気の低いものは600件だった。

 18日間で販売台数は15万台に増加し,1台当たりのアプリケーション数は6本以上,アプリケーション1タイトル当たりのダウンロード件数も3万3300件まで拡大した。最も人気の高いアプリケーションのダウンロード数は11万4000件,最も少ないものは2400件となっている。

 米Appleの「iTunes App Store」は3日間で1000万ダウンロードを突破している。100万ダウンロード達成はApp Catalogより17日早く,公開当初のアプリケーションの種類はApp Catalogの約16倍で,アクセス可能なデバイスの販売台数はPalm Preの約26倍だった。

 しかし100万件到達時点において比較した場合,アプリケーション1タイトル当たりのダウンロード件数は,App CatalogがApp Storeを16倍上回ったとしている。

 米メディア(New York Times)によると,Palm App Catalogでは現在,約30種類のアプリケーションが公開されており,すべて無料でダウンロードすることができる。

[発表資料へ]