GoogleによるJavaScriptエンジン「V8」のベンチマーク結果
GoogleによるJavaScriptエンジン「V8」のベンチマーク結果
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新しいタブを開いたときに表示される「よく使うWebページ」のサムネイル群から任意のものを簡単に削除できる
新しいタブを開いたときに表示される「よく使うWebページ」のサムネイル群から任意のものを簡単に削除できる
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打鍵に合わせて入力候補を表示するフォーム自動入力機能
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全画面表示モード
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 米Googleは米国時間2009年5月21日,オープンソースWebブラウザの新版「Google Chrome 2」を公開した。JavaScriptを多用しているWebページの処理が従来に比べ約30%高速化したという。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 レンダリング・エンジン「WebKit」の新版採用とJavaScriptエンジン「V8」へのアップデートで高速化を実現した。多くのタブを開いている状態でも,JavaScriptの高速処理が可能としている。

 新しいタブを開いたときに表示される「よく使うWebページ」のサムネイル群から任意のものを簡単に削除できるようにした(関連記事:Google Chrome,開発者向けテスト版で新規タブのサムネイル削除を可能に)。フォーム自動入力機能と全画面表示モードも新たに搭載した。また,動作停止の原因となるバグ300個以上を修正し,安定性も高めたという。

 すでにChromeを使用している場合は,自動的に新版へアップデートされる。

[Google公式ブログへの投稿記事]
[Chrome公式ブログへの投稿記事]

■変更履歴
記事公開時,第3段落および2番目の図(画面)で「新しいタブを開く際に『よく使うWebページ』のサムネイルを表示するかどうか選べるようになった」としていましたが,これは「新しいタブを開いたときに表示される『よく使うWebページ』のサムネイル群から任意のものを簡単に削除できるようにした」の誤りです。お詫びして訂正します。本文と画面説明は修正済みです。[2009/05/22 19:50]