NTT東西地域会社は2009年5月13日,小型パソコン「光BOX(仮称)」を発売すると発表した。FTTHサービスのフレッツ光回線を使って,初心者でも家庭のテレビでインターネットが楽しめる。発売は2009年6月の予定。価格は5万円前後を想定している(写真1)。
光BOXの想定ユーザーは,パソコンの操作に慣れていない高齢者など。独自の情報アクセス用ツールを組み込んでおり,大きなアイコンを選択するだけでWebサイトの情報を閲覧できる(写真2)。セットアップ用のツールを付属し,ホームゲートウェイとの接続などの初期設定を容易にした。マウスやキーボードの操作に慣れていない人のために,直感的にカーソルを操作できるオプションの無線コントローラも用意した。
パソコン自体は台湾アスーステック・コンピューターのEee Boxだが,HDMI端子を追加するなど一部の仕様が異なっている。
フレッツ光を利用する家庭向け通信機器「光LINK」シリーズの第2弾として位置づけている。第1弾としてはデジタル・フォトフレームを2009年3月から発売している(関連記事)。
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