米MicrosoftのCeline Allee氏はTechnetブログへの投稿記事で米国時間2009年1月29日,Windows用のサービス・パック(SP)自動適用禁止ツール「Windows Service Pack Blocker Tool」について,「Windows Vista SP1」向け禁止期間が4月28日,「Windows XP SP3」向け禁止期間が5月19日に終了すると発表した。

 同ツールを導入している環境では,Windows Update(WU)によるSPの自動適用が行われない。SP適用によるトラブル発生を懸念する企業などのIT管理者向けとして,同社が提供している。禁止期間が過ぎると,同ツールを使っていても自動アップデート対象となる。

 Windows XP SP3の自動アップデート・サービスは,2008年7月に始まった(関連記事:Microsoft,自動アップデート経由の「Windows XP SP3」配布を開始へ)。米メディア(InfoWorld)によると,Windows Vista SP1の自動アップデート開始は2008年4月23日だったという。

[Allee氏のブログ投稿記事]