米Microsoftは,自動アップデート機能Automatic Updates(AU)による「Windows XP Service Pack 3(SP3)」の提供を間もなく開始する。これにより,AUによるアップデートを有効に設定しているWindows XPは,自動的にSP3が適用される。

 SP3を自動適用したくない場合は,アップデート禁止ツール「Windows Service Pack Blocker Kit」をダウンロード・センターから入手して導入する。同社はIT管理者向けのアップデート管理ソリューションも用意している。

 同社は当初Windows XP SP3を4月29日に公開する予定だったが,中小店舗向けソフトウエア「Microsoft Dynamics Retail Management System(RMS)」との互換性に関する問題の影響で1週間延期し,5月6日に提供を開始した(関連記事:Microsoft,「Windows XP SP3」のWeb公開を復活)。

 なお「Internet Explorer(IE)7」インストール済みWindows XP SP2にSP3を適用すると通常の手順でIE7をアンインストールできなくなる(関連記事:「IE7を削除できなくなる」――Windows XP SP3適用上の注意点)。

[MicrosoftのNick MacKechnie氏によるブログ投稿記事]