写真●コレガの1000BASE-T対応スイッチイング・ハブ内蔵PLCアダプタ「CG-PLCHD04GR」
写真●コレガの1000BASE-T対応スイッチイング・ハブ内蔵PLCアダプタ「CG-PLCHD04GR」
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 コレガは2008年11月28日,1000BASE-T対応スイッチイング・ハブ内蔵のPLC(高速電力線通信)アダプタ「CG-PLCHD04GR」を発表した。PLC部はパナソニックが開発した第2世代HD-PLCに準拠し,物理速度は210Mビット/秒。同年12月上旬に販売を始める。

 CG-PLCHD04GRは,パナソニックが開発した第2世代HD-PLC仕様に準拠するPLCモデム。 2M~30MHzの短波帯のうち2M~28MHzの周波数帯を使い,物理速度は210Mビット/秒。ただし第1世代HD-PLCモデムと混在させた場合は物理速度190Mビット/秒で動作する。

 物理速度210Mビット/秒で使用する場合の実効速度は,UDP時90Mビット/秒,TCP時74Mビット/秒となる。

 パソコンなどの接続用に4ポートの1000BASE-T対応スイッチング・ハブを搭載。未使用ポートへの給電を止める省電力機構を備える。暗号化方式は鍵長128ビットのAES。親機/子機の切り替えスイッチを備え,1台の親機に対して最大15台の子機を接続できる。

 価格は1万6590円。同社の第2世代HD-PLC対応PLCアダプタ「CG-PLCHD01」(関連記事)をセットにした「CG-PLCHD04GRS」は2万1840円。

[発表資料]