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Opera 4.2のスキンによるデザイン変更
Opera 4.2のスキンによるデザイン変更
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 ノルウェーOpera Softwareは現地時間2008年11月25日,携帯電話向けオープンソース・ブラウザの最新版「Opera Mini 4.2」を正式リリースした。同社Webサイトからダウンロード可能。また,米Googleが主導するモバイル・プラットフォーム「Android」に対応するベータ版の提供も始めた。

 同社は,早期のAndroidに対応したOpera Miniの技術プレビュー版を4月に公開していた(関連記事:Opera,Android向け「Opera Mini」の技術プレビュー版を公開)が,Opera Mini 4.2ベータ版を最新のAndroidを搭載した携帯電話にダウンロードして利用することができる。同社によると,Opera MiniはAndroidで利用可能な初のサードパーティ製ブラウザとなる。

 Opera Mini 4.2は,対応言語を90カ国語以上に拡大したほか,幅広いスキンを揃えた。ブックマーク同期機能「Opera Link」により,パソコンと携帯電話間のメモ同期が可能になった。また,ストリーミング・データを効率よく転送するためのプロトコル(RTSP)の処理を向上した。

 同社は,米国でOpera Mini用サーバー・パークを追加しており,これにより30%以上の高速化を実現したという。米大陸だけでなくアジア太平洋地域のユーザーも速度向上を体験できるとしている。

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