写真●プラネックスコミュニケーションズのIEEE 802.11b/g/n Draft 2.0対応無線LAN USBアダプタ「GW-USMicroN」
写真●プラネックスコミュニケーションズのIEEE 802.11b/g/n Draft 2.0対応無線LAN USBアダプタ「GW-USMicroN」
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 プラネックスコミュニケーションズは2008年10月23日,IEEE 802.11b/g/n Draft 2.0に対応する無線LAN USBアダプタ「GW-USMicroN」(写真)を発表した。大きさは幅16×奥行き35.5×高さ8mmで,従来製品「GW-USMini2N」(関連記事)に比べ,幅3mm,奥行き20mm小型化。ノート・パソコンなどに装着した際の出っ張りを正方形大にまで小さくした。同年11月下旬に発売する。

 GW-USMicroの物理速度は,2.4GHz帯の40MHz幅で通信する11nのチャネル・ボンディング動作時で150Mビット/秒,20MHz幅で72Mビット/秒,11gで54Mビット/秒,11bで11Mビット/秒。速度は従来品のGW-USMini2Nと同じだが,新たに無線LAN設定を自動化する「WPS」の設定開始ボタンを搭載。これまで必要だったパソコン上でのユーティリティ操作の手間を省いた。

 重さは4g。暗号化はWEP 64/128ビット,WPAおよびWPA2に対応する。インタフェースはUSB 1.1/2.0。対応OSはWindows 2000/XP/Vista,Mac OS X 10.3/10.4/10.5。

 価格はオープンだが,「WPSボタン搭載」「小型化」などの特徴から従来製品のGW-USMini2N(同社による直販価格は2980円)よりも高くなる見込み。