米Microsoftは米国時間2008年9月3日,同社のオフィス・スイート「Microsoft Office」と連携する無料オンライン・サービス「Office Live Workspace」が,一般ベータ公開から半年で,100万ユーザーを突破したと発表した。

 Office Live Workspaceは,2007年12月に限定ベータ版をリリースし(関連記事:Microsoft,「Office Live Workspace」ベータ版を公開),今年3月4日より一般向けのベータ公開を行っている(関連記事:MS、無料のオンラインオフィス「Live Workspace」を全世界で公開)。

 Office文書をオンライン保存して共有するためのサービスで,「Office Word」「同PowerPoint」「同Excel」「同Outlook」からインターネットを介して利用する。最大1000個以上の文書を保存可能で,公開する文書にはパスワードを付けてアクセスを制限できる。保存された文書の閲覧はWebブラウザだけで行えるため,パソコンにOfficeをインストールする必要がない。

 Workspaceで行われている作業を一覧できる「Activity Panel」,アップロード済みの文書に変更が加えられたことをメールで通知する「Notifications」のほか,複数のファイルをドラッグ・アンド・ドロップ操作で一度にアップロードする機能などを備える。

 公開当初は英語版のみだったが,現在ではブラジル系ポルトガル語,オランダ語,フランス語,ドイツ語,イタリア語,日本語,韓国語,ポーランド語,スペイン語,繁体字中国語の計11言語に対応する。

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