米Microsoftは米国時間2008年7月8日，企業向けオンライン・アプリケーション・サービス「Microsoft Online Services」の料金体系と2種類の新メニュー，再販パートナ向け報酬の詳細を発表した。
1ユーザー当たりの月額料金は，電子メール／アドレス帳／カレンダー機能「Microsoft Exchange Online」，Webコラボレーション機能「同Office SharePoint Online」，インスタント・メッセージング／プレゼンス機能「同Office Communications Online」，Web／ビデオ会議機能「同Office Live Meeting」が15ドル。CRM機能「同Dynamics CRM Online」は，「Professional」が44ドル，「Professional Plus」が59ドル（関連記事：Microsoft，オンデマンドCRM「Dynamics CRM Online」を米国／カナダで提供開始）。
新たに提供するメニューは，「Microsoft Exchange Online Deskless Worker」と「同SharePoint Online Deskless Worker」の2種類。パソコンを必要とする作業の少ないユーザー向けで，1ユーザー当たり月額3ドルで提供する。
各メニューを再販するパートナ企業は，料金の6％を報酬として受け取る。さらに，契約を獲得した初年度は12％の報奨金も支払われる。
Microsoft Online Servicesは，Microsoftまたは再販パートナのサーバーで企業向け各種ソフトウエアをホスティングし，月額制で利用可能とするアプリケーション・サービス・スイート。各メニューは必要に応じて個別契約できる（関連記事：オンライン・サービス「Microsoft Online Services」をあらゆる規模の企業へ／Microsoftが企業向けに「ソフトウエア＋サービス」を提供へ）。
米メディア（CNET News.com）によると，現在Exchange OnlineとOffice SharePoint Online，Office Communications Onlineはベータ版で，2008年下半期に正式版とする。米国以外では2009年に提供する予定という。
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