John Andrews氏は2008年6月9日,軽量Linuxディストリビューションの最新版「Damn Small Linux 4.4」(以下,DSL)をリリースした。
DLSは本体のサイズが50Mバイト以下と小さいことが特徴。軽量に動作するウィンドウ・マネージャ「JWM(Joe's Window Manager)」を採用するなど極力軽快に動作するように工夫されている(詳しくは「【Linuxディストリビューション発掘隊】を参照)。
最新版のDSL 4.4は,CやC++での開発に対応したFltkライブラリを利用して開発。処理効率などを高めたGUIツールキット「Lua/Fltk」を採用したほか,2つのファイルの差異を確認できるツール「fldiff」を新たに搭載した。
また,アプリケーションの入手やインストール作業を行う「mydslBrowser」にダウンロードのみを行う機能を搭載したことに加え,rsyncなどのアプリケーションもバージョンアップした。
なお,最新バージョンの日本語版は公開されていない。