住友信託銀行は2008年5月21日、9時20分から10時13分までシステム障害が発生したと発表した。これにより、本支店のATM、インターネット・バンキング・システム、コンビニATMの「E-net」、ゆうちょ銀行、他行ATM、デビットカードでの取引が停止した。セブン銀行を除く取引は10時13分に回復した。セブン銀行の回復はやや遅れたが、「詳細な復旧時間は把握できていないが、12時30分の段階では回復していた」(住友信託銀行広報)。19日にもシステム障害が発生しており(関連記事1)(関連記事2)、今週だけで2度目となる。

 障害の原因は現在調査中という。一部報道では「容量が一杯になったログ・ファイルの切り替えに失敗し、ログの書き込みができなくなったのが原因」とされている。これについて住友信託銀行広報は「記者クラブでのレクチャーで担当部長が推測として話したもの。詳細な原因は調査中で公式見解ではない」とコメントした。