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写真1●905iシリーズが10機種36色,705iシリーズが13機種39色の合計23機種75色を発表 [画像のクリックで拡大表示] |
NTTドコモは905i/705iシリーズから新しい販売モデルを導入する(関連記事)。「今後は端末の買い方が変わっていくので,幅広いバリエーションを用意した。905i/705iシリーズの端末のバラエティを見ていただいた上で,自分に合った端末を選べるように今回両シリーズのラインアップを一気に発表した」(NTTドコモ プロダクト&サービス本部長の辻村清行・取締役常務執行役員,写真2)。
905iシリーズは集大成としての“全部載せ”
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写真2●新端末を発表するNTTドコモ プロダクト&サービス本部長の辻村清行・取締役常務執行役員 |
これらに加え,気象庁の緊急地震速報などを配信する「エリアメール」や,GPS(全地球測位システム)と連動して地図情報を表示する「地図アプリ」といった新サービス/機能も搭載する。日本人の海外渡航先の99.8%で通話が可能になるという「GSMローミング」とワンセグは全機種ではないものの,それぞれ8機種が搭載する。
全部載せになると端末価格が高くなることが心配されるが,「価格は代理店が決めるので何とも言えないが,5万円前後になるのではないか」(広報担当者)という。基本使用料が従来通りのベーシックコースの場合は,店頭価格から1万5750円の割り引きとなるので3万5000円程度。また販売奨励金を廃止して基本使用料を引き下げたバリューコースの場合は,24回の分割払いで月額2000円程度となる。また,いずれのコースを選んだ場合も冬のキャンペーン期間中は店頭価格からさらに8400円が割り引かれる。
主な端末には,ソニーの「BRAVIA」と「WALKMAN」の技術を採用した「SO905i」,905iシリーズで12.9mmと最薄の「N905iμ」,Cyber-shotケータイ「SO905iCS」(写真3),VIERAケータイ「P905iTV」(写真4),AQUOSケータイ「SH905iTV」などがある。
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写真3●Cyber-shotケータイ「SO905iCS」。光学3倍ズーム/高輝度LEDフラッシュ/5.1メガ・ピクセルのデジタルカメラ機能を搭載する [画像のクリックで拡大表示] |
写真4●VIERAケータイ「P905iTV」。3.5インチ大画面液晶を搭載し,高音質ステレオ・スピーカを内蔵した卓上ホルダも付属する [画像のクリックで拡大表示] |
一方,705iシリーズは個性的な端末を揃えた。折りたたみ式の第3世代携帯電話(3G)で世界最薄の9.8mmを実現した「N705iμ」「P705iμ」「PROSOLID μ(P705iCL)」(写真5),防水携帯電話で世界最薄の13.8mmを実現した「F705i」,下り最大7.2Mビット/秒のHSDPA(現行は下り最大3.6Mビット/秒で,網側の対応は2008年4月以降を予定)に対応した「L705iX」,デザイン家電「amadana」とのコラボレーションで開発した「N705i」(写真6)などがある。
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写真5●「P705iμ」と「PROSOLID μ(P705iCL)」(左端)。折りたたみ式の第3世代携帯電話(3G)で世界最薄の9.8mmを実現した [画像のクリックで拡大表示] |
写真6●「N705i」。デザイン家電「amadana」とのコラボレーションで開発したデザイン端末 [画像のクリックで拡大表示] |
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