米ヤフーが買収を発表した米ジンブラのコラボレーション・ツール「Zimbra Collaboration Suite(ZCS)」の日本における販売方法と販売体制は,従来通りであることが9月19日までに分かった。米ヤフーは現地時間の9月17日,米ジンブラをおよそ3億5000万ドルで買収すると発表した(関連記事)。発表文では,買収完了後にジンブラはヤフーの完全子会社になる見込みとしている。

 日本では住友商事がZCSの国内総事業化権を持ち,企業やパートナへライセンス販売している(関連記事)。また住友商事と協業するフィードパスが,ZCSのホスティング・サービス「feedpath Zebra」を提供中だ。住友商事は,国内総事業化権を持つ点は変わらず,よって事業展開も変わらないとした。