先日,日本語対応の詳細が発表されたビジネス向けスマートフォンの「BlackBerry」(関連記事)。6月13日から千葉市の幕張メッセで始まった「Interop Tokyo 2007」会場には,BlackBerry向けのソリューションが展示されている。
日本セーフネットは,BlackBerryとスマートカード,Bluetooth対応のスマートカード・リーダーを組み合わせたセキュリティ・ソリューションを参考出展した(写真)。これはスマートカードと同リーダーを携帯したユーザーがBlackBerryから1~2メートル程度離れると,BlackBerryに自動ロックがかかるというもの。BlackBerryが備えるBluetooth通信機能を利用して実現している。同ソリューションにより,BlackBerryの置き忘れや盗難時の情報漏えいを防止できるという。
同社ではBlackBerryの国内での普及に合わせて,「海外展開している製造業などでの需要を見込んでいる」とする。特に海外出張時のBlackBerryの紛失・盗難対策として有用だという。