写真●NTTドコモが国内で販売している「BlackBerry 8707h」(左)と,スマートカードを差し込んだスマートカード・リーダー(右)。スマートカードとリーダーを首から提げるなどして携帯する
写真●NTTドコモが国内で販売している「BlackBerry 8707h」(左)と,スマートカードを差し込んだスマートカード・リーダー(右)。スマートカードとリーダーを首から提げるなどして携帯する
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 先日,日本語対応の詳細が発表されたビジネス向けスマートフォンの「BlackBerry」(関連記事)。6月13日から千葉市の幕張メッセで始まった「Interop Tokyo 2007」会場には,BlackBerry向けのソリューションが展示されている。

 日本セーフネットは,BlackBerryとスマートカード,Bluetooth対応のスマートカード・リーダーを組み合わせたセキュリティ・ソリューションを参考出展した(写真)。これはスマートカードと同リーダーを携帯したユーザーがBlackBerryから1~2メートル程度離れると,BlackBerryに自動ロックがかかるというもの。BlackBerryが備えるBluetooth通信機能を利用して実現している。同ソリューションにより,BlackBerryの置き忘れや盗難時の情報漏えいを防止できるという。

 同社ではBlackBerryの国内での普及に合わせて,「海外展開している製造業などでの需要を見込んでいる」とする。特に海外出張時のBlackBerryの紛失・盗難対策として有用だという。