写真●ドコモとRIMが今夏に発売する,日本語化した「BlackBerry 8707h」
写真●ドコモとRIMが今夏に発売する,日本語化した「BlackBerry 8707h」
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 NTTドコモとカナダのRIM(リサーチ・イン・モーション)は6月7日,スマートフォンのソリューション「BlackBerry」の日本語対応を発表した(関連記事)。ユーザー端末「BlackBerry 8707h」,端末とセットで使うサーバー・ソフト「BlackBerry Enterprise Server(BES)」,パソコンとBlackBerryを連携させデータ・バックアップやソフトの追加インストールができるようにする「BlackBerry Desktop Manager」を日本語化する。現在2社で日本語化作業中で,今夏に発売予定である。

 BlackBerry 8707hは,メニュー画面やプリインストールされたアプリケーションを日本語のUI(ユーザー・インタフェース)で使えるようにする。また予測変換機能を含む日本語入力が可能になる(写真)。BESおよびBlackBerry Desktop Managerも,日本語UIによる運用,利用が可能になる。これら日本語化したBlackBerryソリューションは,6月11日から事前販売の予約を受け付ける。

 なお,ドコモはBlackBerryのソリューションを昨年9月に発売済みだが(関連記事),日本語化してもソリューション価格は変わらないとする。ソリューション価格は個別見積もりだが,8707hの標準価格を5万9900円(税抜き)と公表しており(関連記事),日本語化した端末の標準価格も同じだという。また既存のユーザーに対しては,詳細は未定だがアップグレードできるようにする予定である。

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