RSA Conference 2006 Japan 実行委員長の安延 申氏
RSA Conference 2006 Japan 実行委員長の安延 申氏
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 「技術の最新動向を知りたいセキュリティのプロと,実装や運用のアイデアを求めるマネージャ・クラスの両方に満足してもらえるようなプログラム構成にした」---。RSA Conference 2006 Japan 実行委員長の安延 申氏は3月29日,プレス向けの事前説明会において,RSA Conference Japan 2006の概要を紹介した。

 RSA Conferenceとは,1992年以降,米国で毎年開催されている世界最大規模の情報セキュリティ関連のカンファレンス/展示会(関連記事)。2001年からは「RSA Conference Europe」として,欧州の主要都市でも開催されるようになり,2002年からは日本でも「RSA Conference Japan」として毎年開催されている。

 RSA Conference Japanは,カンファレンス(識者による講演)と展示会で構成される。5回目となるRSA Conference Japan 2006のカンファレンスの内容は,「基調講演」「クラストラック」「マネジメントトラック」「チュートリアルトラック」「ニュープロダクト&テクノロジートラック」。

 冒頭の言葉にあるように,RSA Conference Japan 2006の特徴は,技術とマネジメントのトラックをバランスよく構成したこと。「技術フォーカスのトラックと,実装・運用のトラックが半々になるようにした」(安延氏)。

 基調講演のスピーカに,前米国国務副長官のリチャード・アーミテージ氏,元内閣総理大臣補佐官の岡本行夫氏を招くことも,RSA Conference Japan 2006の“目玉”の一つであるという。「いずれも国際安保問題の専門家である。両氏には,国際情勢の観点から,セキュリティについて解説してもらう」(安延氏)。

 RSA Conference Japan 2006は,4月26日および27日の2日間,東京プリンスホテル パークタワーで開催される。事前登録すれば,ニュープロダクト&テクノロジートラックと展示会には無料で参加できる。基調講演およびその他のトラックへの参加は有償。詳細については,公式サイトを参照してほしい。

RSA Conference Japan 2006公式サイト