総務省は2月6日,日記形式でユーザーの意見を記述する「ブログ」や招待制を取り入れたWebコミュニティ・サービス「SNS」をビジネスに利用しているユーザーの活用事例発表会を実施すると発表した。2月28日に東京・霞が関の総務省で一般に公開する。

 発表するのは,NECネクサソリューションズ,一伸歯科医院,クリーク・アンド・リバー,産業経済新聞社(夕刊フジ),ドリコム,ニフティ,日本テレコム,日立製作所の8ユーザー。総務省が昨年10月に事例を募って集まった,約130件の中から選出した。

 総務省はブログやSNSのビジネス利用を「企業内や企業間の情報流通を円滑化するのが目的。個人では無料サービスを利用することで普及が進んだが,ビジネスでは利用があまり進んでいない」(情報通信政策局情報通信政策課)として推進している。

(市嶋 洋平=日経コミュニケーション