KDDIは2006年2月6日,ジャパンケーブルネットホールディングス(JCNH)とジャパンケーブルネット(JCN)の株式をセコムと丸紅から所得したと発表した。この結果,JCNへの直接および間接出資比率は38.18%で筆頭株主となる。
 
 KDDIによると「将来の光展開を見据えて買収した。JCNのネットワーク上で,多チャンネル放送,インターネット,電話,auの携帯電話との連携によるFMCを加えた,いわゆるクワトロプレイ・サービスなどを提供したい」という。
 
 なお,少数株主からの株式買取の結果,KDDIのJCNへの直接および間接出資比率は47.3%まで増加する可能性があるという。その場合,株式買取額は最大で335億円。