グローバルコネクトは1月30日,情報漏えい対策に特化したセキュリティ管理サービス「ネットサポートボックス」を提供開始した。専任の管理者がいない中小企業が主なターゲット。三菱マテリアルのVPNソフト「SoftEther CA」を組み込んだボックス型製品をユーザー企業側に設置し,グローバル・コネクトとの間でVPN(仮想閉域網)を張ることで,遠隔保守を可能にする。

 提供するセキュリティ・サービスには,韓国のアンラボの製品を使用。ウイルス対策やスパイウエア対策のほか,Windowsのログオン管理制御,ファイルの暗号(復号)化や完全削除,デバイス・アクセス制御,メディア・アクセス制御,プリンタ制御,スクリーン・セーバーロック,パッチアップデートなど数十種類を用意する。

 価格は3年間利用できる10クライアント・ライセンスで150万円(税別)。既に北洋交易が導入しているという。グローバルコネクトでは1年間で100本の利用を見込む。