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 米Googleは11月15日(現地時間),データベース・サービス「Google Base」を一般公開した。Google Baseは求人や商品などの情報を誰でも無償で登録し,検索できるサービス。10月末に,試験運用が開始されていることが明らかになっており(関連記事),新聞の一行広告や既存の情報サイトなどを置き換える可能性があるサービスとして注目を集めていた。

 現在Google Baseに登録できる情報のカテゴリーは,授業のスケジュール(Course Schedules),イベント(Events and Activities),仕事(Jobs),ニュースと記事(News and Articles),プロフィール(People Profiles),製品(Products),レシピ(Recipes),参照記事(Reference Articles),レビュー(Reviews),サービス(Services),車(Vehicles),求人広告(Wanted Ads)。

 データとしてテキストと画像を登録することができる。Webブラウザから登録できるほか,XMLデータとして一括登録することも可能。

 Googleによれば,すでにいくつかの組織がGoogle Baseを利用している。大学情報サイトCollegeBoard.comが大学情報を,World Resources Instituteが環境問題についてのデータを,Artnetが美術の情報を,StepUp Commerceが中小企業向けの販促サービスにGoogle Baseを利用しているという。

◎関連資料
First Base(Official Google Blog)