ソフトバンクBBは9月28日,IP電話サービス「BBフォン」と他社の050番号を使うIP電話サービスとの相互接続を拡大すると発表した。新たに相互接続を開始する事業者はNTT-ME,NTTコミュニケーションズ,フュージョン・コミュニケーションズ,ぷららネットワークスの4社。

 「BBフォン発・他社のIP電話サービス着」のサービスは10月1日以降順次開始となる。通話料金はいずれの事業者あても3分7.99円(税込み8.3895円)。モデム,ターミナル・アダプタ,光BBユニットのファームウエアを更新することで利用可能になるが,この作業はソフトバンクBBがリモートで実施する。

 「他社のIP電話サービス発・BBフォン着」のサービスは,フュージョンとNTT-MEが10月1日,ぷららが10月3日,NTTコミュニケーションズが10月5日から開始。通話料金はいずれも3分8円(税込み8.4円)。

 ソフトバンクBBは既に,KDDIや日本テレコムなどと相互接続している。今回割り当て番号数が813万(8月末現在)と最も多いソフトバンクBBと,459万(同)で2番目に多いNTTコミュニケーションズとの相互接続が実現したことになる。

(山崎 洋一=日経コミュニケーション