新電力最大手のエネット。2000年にNTTファシリティーズと東京ガス、大阪ガスにより設立された同社は、今や販売電力量で沖縄電力を超える“10番目の電力会社”だ。武器はITを活用した「デマンド・レスポンス・サービス」。供給力の壁に悩みながらも、2016年の電力小売り自由化を視野に事業拡大を図る。同社の池辺裕昭社長にその戦略を聞いた。

(聞き手は木村 岳史=日経コンピュータ 編集委員)

新電力である御社のビジネスはどのようなものなのですか。