「若年層は常時オンラインが常識、世代で変わるモバイルの活用」を読んでいて、「ミレニアル世代」という言葉が目に飛び込んできました。記事によれば、「1980年代から2000年代にかけて生まれた」世代だといいます。

 元は米国生まれの言葉のような気がしますが、いわゆるデジタルネイティブな世代を指すことは間違いありません。同記事で引用している米国の調査によれば、それ以前に比べてミレニアル世代はメディア、特にデジタルメディアへの接触時間が長く、モバイルデバイスの活用頻度が高いといいます。

 結果として「『Always On(常時オンラインにある)』な状況が当たり前のようになっている」のだそうですが、日本でも傾向は同様でしょう。こういった世代が社会の中心を占めていく中で、ITで何を提供すべきなのか。私のような年長世代の想像力が試されている気がします。