グーグルが開催している開発者向けのカンファレンスであるGoogle I/O 2014関連の記事を公開しています(関連記事:Google I/Oで「Android L」プレビュー公開、新デザイン言語も披露グーグルがTVや自動者向けAndroidを発表、企業版Googleドライブもグーグル、MapReduce後継のビッグデータ処理サービス「Cloud Dataflow」を発表)。YouTubeで見た、基調講演の最初の感想は「長い」でした。

 長さは2時間を優に超えます。Androidの次期バージョンの紹介にとどまらず、ウエアラブル端末、車載端末、スマートテレビ、Chromebook、Googleドライブ関連まで、盛りだくさんの内容でしたから、これくらいは必要だったのかもしれませんが、ここまで長い基調講演は記憶にありません。

 開発者へのサービス精神からなのか、新市場開拓に向けた貪欲さを示すものなのかは分かりませんが、ソフトの世界でのグーグルの力強さは確実に伝わってきました。ソフト開発力で、広がり続けるITの世界をグーグルがけん引していくのでしょうか。是非を含め、長い長い基調講演を聞いた開発者の感想を聞いてみたくなりました。