米グーグルは現地時間の2014年6月25日、サンフランシスコで開発者向けのカンファレンス「Google I/O 2014」を開催した。初日の基調講演では次期Androidの開発者向けプレビューやAndroidを用いたテレビ、自動車、ウエアラブル製品などについて発表した。
基調講演には、グーグルでAndroid、Chrome、Google Appsを統括するシニア・バイス・プレジデントのSundar Pichai氏が登壇（写真1）。グーグルの2大プラットフォームであるAndroidとChromeについて、次期Androidを中心に同社の最新情報を開発者向けに公開した。
写真1●米グーグル Android、Chrome、Google Apps担当シニア・バイス・プレジデントの Sundar Pichai氏
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次期Android「L Developer Preview」を披露
Androidの次期バージョンの開発者向けプレビュー版としては、「L Developer Preview」を発表した（写真2）。Android 4.4（Kitkat）に続くバージョンのコードネームが“L”で始まることが予想されていたが、具体的なコードネームは発表されなかった。L Developer Previewでは、5000の新しいAPIを増やした。モバイル端末だけでなく、より幅広いプラットフォームを想定したアップデートになる。
写真2●次期Androidの「L Developer Preview」
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