「企業が渇望する成長請負人『グロースハッカー』の条件」という短期連載を公開しました。成長請負人と呼ばれるグロースハッカーの仕事に5回の記事で迫ったものです。

 定義は「グロースハッカーは成長請負人。そして“行為”を指す『グロースハック』は、『常識にとらわれず、高度な専門知識を活用して成果を出すこと』」(第1回 グロースハッカーって何者なのか?より)ということになります。

 個人的に印象に残ったのは、「第2回 目的のためなら手段を選ばない、従うべきは法律のみ」で示してある三つの心構えでした。具体的には、グロースハッカーは「マキャベリスト」であれ、グロースハックは複利で考える、2人のキーパーソンを巻き込もう、になります。

 「第3回 (グロースの秘訣その1)最初の一歩は「PMF」と「AARRR」を手がかりに踏み出せばいい」にある、PMF、すなわりProduct Market Fit(プロダクト・マーケット・フィット)と、AARRRの頭文字で示す、Acquisition(ユーザー獲得)、Activation(ユーザー活性化)、Retention(継続)、Referral(紹介)、Revenue(収益)の5段階からなるフレームワークも刺激的なものでした。成長に対する感度は高くできるのだと思い知らされたと言うのでしょうか。

 ITproはさらに成長していきます。自分がグロースハッカーになれれば、と夢想しました。