噂になっていた独自のスマートフォンをアマゾン・ドット・コムがついに発表しました(関連記事:Amazonが捻り出した打倒iPhoneの秘策Amazon.comの独自スマホ「Fire」、3Dセンサーシステムや即注文機能など)。Fireという名のこのスマホを見ると、スマホもサービスで儲ける時代が到来しつつあるように思えます。

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用し、付随するサービスやコンテンツなどからも積極的に収益を上げるXiaomi(シャオミ=小米科技)も成長を続けています。端末がコモディティ化する中、避けられない流れなのでしょうか。日本勢を含め、既存メーカーには難しい舵取りが求められそうです。

 スマホがサービスで稼ぐ時代の行方と同様に、アマゾンがFireで実現したスマホとショッピングを連動させる仕掛けにも関心があります。買い物の常識が変わっていく気がするからです。アマゾンはもう世界最強の小売業者なのかもしれません。