「『Excel方眼紙』の何が悪い?」という記事が、3月下旬の公開からずっと読まれています。このペースで進めば、ITproで上半期に最も読まれた記事になりそうです。

 Excel方眼紙という言葉なのですが、読者の皆さんはご存知でしょうか。筆者は知りませんでした。ただここまで反響が大きいところを見ると、有名な言葉なのかもしれません。

 上記の記事によれば、「Excelのワークシートを使って書類を作成する際、行と列の幅を極端に小さくして方眼紙のような見た目にする手法です」というものであり、「体裁の入り組んだ表を簡単に作れること」がメリットなのだそうです。言葉は知りませんでしたが、こういったExcelファイルを受け取って使ったことはあります。

 Excelの使い方を工夫したい人は思った以上に多いのですね。それともユーザビリティに対する意思表示なのでしょうか。最近では、Excelでビッグデータ分析という言葉を聞くことがあります。Excelについて考えるのは、ITについて考えるのに近いのかもしれません。