連日熱戦が繰り広げられているロンドン五輪。日本選手やチームを応援するために深夜のテレビ中継にかじりついてしまい、寝不足状態が続いているという人も多いだろう。
開催国のイギリスとは時差にして9時間、距離では約1万kmも離れているが、インターネットや多チャンネルのハイビジョンテレビの普及により、「はるか離れた異国の地での活躍を限られた情報を頼りに応援する」というイメージはもはや遠い昔のものとなった。すぐ目の前で演技をしているかのような鮮明な映像を好きなときに再生しつつ、インターネットでほぼリアルタイムに配信される競技結果や詳細なデータを横目に見ながら応援できるようになっている。
さらに最近では、クラウドコンピューティングやソーシャル系サービスに代表される新しいIT関連技術やサービスの登場によって、様々な手段や方法、角度からオリンピックを楽しむことができる。20世紀のころのオリンピック観戦スタイルとは明らかに異なる「21世紀ならではのオリンピックの楽しみ方」が具体的な姿を現しつつあるのだ。
そこで今回は、ITproで最近紹介した五輪関連のニュース記事を中心に、まだ閉幕まで1週間以上残っているロンドン五輪をより楽しむのに役立つ情報をお届けしよう。
ビッグデータやSNSなどを活用してロンドン五輪を楽しむ
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