これまで本連載では、IS12T本体やWindows Phone OSの機能を取り上げてきた。だが、実際にWindows Phoneを使っていく上で欠かせないのはアプリだろう。そこで今回はWindows Phoneのアプリに焦点を当ててみたい。

Windows PhoneのアプリはMarketplaceからインストール

 Windows Phoneのアプリは、原則としてMarketplaceからのみ入手できる。Marketplaceについて、詳しくは以前の記事を参照してほしい。

 Marketplaceからインストールできるアプリは、大きく分けて「アプリ」と「ゲーム」の2種類がある。

 「アプリ」をインストールした場合は、スタート画面の右側に位置するアプリ一覧画面に表示される(図1)。「ゲーム」の場合はこの一覧に表示されず、Gamesハブにのみ表示される。

図1●Windows Phoneのアプリ一覧画面
図1●Windows Phoneのアプリ一覧画面
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 アプリ一覧画面には、Windows Phone 7.5で追加された新機能が二つある。一つめは、インストール済みアプリの総数が45個以上になった場合、頭文字のインデックスが付与されるようになったというもの。このインデックスをタップすることで、目的のアプリの近くまでジャンプできる。もう一つはアプリ名を直接検索できるインクリメンタル検索機能だ。

 では、実際にどのようなアプリがあるのか紹介していこう。

Windows Phoneの特徴であるライブタイルを活用するアプリ

 Windows Phoneの最も特徴的な機能の一つが、ライブタイルだ。アプリの中にもライブタイルを活用するものが少なくない。

 その代表的なものが「タイルメモ」だ(図2)。

図2●タイルメモ
図2●タイルメモ
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 このアプリを使うと、任意のテキストをタイルとしてスタート画面に登録できる。メモを見るためにアプリを起動する必要がないので、出先で何度も確認したい買い物メモなどに最適だろう。

 ちょっと違う観点でタイルを活用するアプリとして、「Network Dashboard」がある(図3)。

図3●Network Dashboard
図3●Network Dashboard
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 通常、WiFiやフライトモードの設定は「設定」画面から開く必要がある。しかしこのアプリを使えば、各設定機能へのショートカットをタイルとして追加することができるのだ。頻繁に設定を切り替える場合は、大きく手間が省けるだろう。