前回はホーム画面のレイアウトを作成した。今回はアイテムの検索結果を表示するリスト画面を作成していく。いよいよ価格.com Webサービスとも連携させるので、価格.comのAPIアクセスキーを取得していない場合は、利用申込を済ませて取得完了しておいてほしい。

価格.com Webサービスの設定

 まず、リスト画面を作成する前に、Webサービスの設定をしておく。Flash Builderには、Ver 4.0から「データとサービス」という新しいパネルが追加されている。デフォルトでは、Flash Builderのエディット領域の下に配置されている。

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 このパネルを使って、サーバー連携に関する面倒なコードやクラスをFlash Builderに自動生成させることができる。このパネルにある「データとサービスに接続…」というリンクをクリックしてみよう。

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 サーバー側のサービスタイプを選択するダイアログが表示された。今回はRESTのWebサービスを利用するので、HTTPを選択し、次へ進む。

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 このダイアログでは、接続したいHTTPサービスのリクエスト情報を設定する。つまり、URLとパラメータだ。

 価格.com Webサービスでアイテムを検索するためのURLとパラメータ情報は、商品検索APIのページに掲載されているので、自分の設定したいパラメータを決定する。このサンプルアプリケーションでは、キーワードを入力すると最大で20件の検索結果が表示されるようにしたいと思う。従って、使用するパラメータは以下の3つになる。

・ApiKey(必須)
・Keyword
・HitNum

 指定のURLとこれらのパラメータを使って「(液晶テレビの)BRAVIAというキーワードの検索結果を20件取得する」というリクエストをする場合、以下のようになる。

http://api.kakaku.com/WebAPI/ItemSearch/Ver1.0/ItemSearch.aspx?apiKey=XXX&keyword=bravia&hitNum=20

 XXXの部分は自分で取得したAPIアクセスキーに置き換えてほしい。これをブラウザで実行すると、BRAVIAに関する情報が20件ほど表示されると思う。表示されない場合は、APIアクセスキーやその他のパラメータを再度確認しよう。問題なく20件の情報が表示されたら、そのURLをコピーする。