サンプルアプリケーションとして、価格.comのWeb APIを使用して、商品の最も安い価格を検索するAndroidアプリケーションを作成する。商品の名前やキーワードを入力すると、キーワードに合致した商品情報が表示されるという簡単なアプリケーションだ。
Flash Builder 4.5の体験版は、こちらからダウンロードできる。体験版は60日間試用できる。Flex SDK、AndroidのSDKやドライバなどは同梱されているので不要だ。
Flash Builder 4.5はWindowsおよびMacOSで動作するが、今回はWindows XP上で開発する。MacOS上でも、全く同じ手順で開発することができる。
価格.com Webサービスのページにある「価格.com WebサービスAPI 利用申込みページ」のリンクから申し込んで価格.com WebサービスのAPIアクセスキーを取得する。申し込むと数分内にAPIアクセスキーに関する情報が登録したメールに送られてくる。
以上でAndroidアプリケーションを開発する準備が整った。
インストールしたFlash Builderを起動して、以下の手順でAndroidアプリケーションを開発してみよう。起動時に体験版の使用を選択しても機能制限はない。
プロジェクトの新規作成
まず、Flexモバイルプロジェクトを作成する。ファイルメニューから「新規>Flexモバイルプロジェクト」を選択する。
以下のようなダイアログが開く。ここではプロジェクト名を「PriceCom」と入力する。
フルスクリーン表示するアプリにしたいので、アプリケーション設定のフルスクリーンにチェックを入れる。終了ボタンを押してダイアログを閉じる。
すると、PriceCom.mxmlとPriceComHomeView.mxmlの二つのファイルが自動的にエディター部分に開かれる。