開発者が一堂に会し、アプリのアイデアを提供しまとめていく「アイデアソン」。6月半ば、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが販売を予定しているAndroid端末向けの周辺機器「LiveView」を利用して、「Sony Ericsson “LiveView Ideathon 2011”」と題したアイデアソンが開催された。

 LiveViewは腕時計型のユニークなAndroid連携デバイス。BluetoothによりAndroid端末と通信し、本体に2個のハードキー、ディスプレイの四辺にタッチセンサーを備えている。サポート対象はAndroid 2.3以降を搭載したXperiaシリーズ。日本ではXperia arc、Xperia acroが対象となる(関連記事)。

 半日にも及んだアイデアソンでは、実際にチームごとにアイデアを発表し、上位を表彰。優勝は「LogCat on LiveView」、2位は「QRコードでARトントン相撲」、3位は「第2の自分」、「LiveYou」と、それぞれ用途も個性も異なるアイデアが選出された。このイベントに対し、Android Developer Loungeでも以下のような反応があった。

「LiveView」プラグインアイデアソンのレポートが掲載されました。タイトルにありますが、本当に「そうきたか(笑)」という意表を突くアイデアが続々でした!

「Androidとつながる腕時計型デバイス」に意表を突くアイデア続出 - LiveView Ideathon 2011 レポート
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110628/361803/

のぶさん「Xperiaと連携する周辺機器『LiveView』」

読みました!
『QRコードでARトントン相撲』
がすごく気になりました。
ぜひ、このアプリの動作を動画で見てみたいです!

yoshitakさん「Xperiaと連携する周辺機器『LiveView』」

上記レポートを書いたものです。

「QRコードでARトントン相撲」は、Android端末の画面上に仮想の力士が出てくる、というコンセプトで、操作法は「Android端末をトントン叩く」らしいです。

焦点は「紙で作ったコンセプト説明モックアップ」で本当にトントン相撲をやってしまったというインパクトですね。

(上記の説明で何が何だか分からない、と思われた方は、元記事を見て下さいね)

hoshiさん「Xperiaと連携する周辺機器『LiveView』」

 スウェーデンから来日したソニー・エリクソンのソフトウェア担当者も参加し、会場ではすでにマーケットに登録済みのプラグインアプリなどの解説も行われた。詳細なイベントレポートには、短時間で知を集結してアプリのアイデアを完成する様子が描かれている。こうしたリアルな触れ合いや討論こそ、アプリ開発の原点なのかもしれない。

出典:
トピック「Xperiaと連携する周辺機器『LiveView』」 - Androidウォールフォーラム