日々,PCで長時間作業するITエンジニアにとって,肩こりは付きものです。肩を回したりすぼめたりすると,鈍い痛みが走りませんか。そんなときはそのまま放置せず,自分で肩コリを和らげましょう。今回は,肩こりに効果が大きい三つのツボと二つの体操を紹介します。
まずはツボから始めます。一つ目は,肩井(ケンセイ)です(図1)。肩井は,肩の上側のちょうど真ん中にあります。両手でクックッと5回押すことを,3セットを目安に行います。
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図1●肩の真ん中にある「肩井」の押し方 両手で同時に,肩の中央を上から押さえるようにグッと押す。両手をクロスさせてもよい。5回1セットを,3セット |
この肩井から背中の方向へ垂直に身体に沿ってなぞった「肩甲骨の際(キワ)」も,肩こりに効きます(図2)。これが,二つ目のツボです。ここも,クックッと5回押すことを,3セットを目安に行います。両手で押すのが難しいときは,片方ずつ押してください。
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図2●「肩甲骨の際」の押し方 肩井から下に向けて手を身体になぞってまっすぐおろし,肩甲骨にぶつかったところを片方ずつ押す。5回1セットを,3セット |
三つ目は,手三里(テサンリ)です(図3)。親指を上にして腕を伸ばし拳を作ると,肘から指三本先ぐらい先のところに筋肉のくぼみができるはずです。反対の手の親指で押さえると,鈍い痛みがあるのでお分かりになるでしょう。これは,グッと押さえて5秒間キープすることを5回繰り返しましょう。
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図3●腕の肘近くにある「手三里」の押し方 反対の手の親指で,腕のくぼみをグッと押さえる。5秒間キープを,3セット |
もう一つ,本連載の「第1回 眼の疲れを取る」で紹介した合谷(ゴウコク)も,肩こりによく効きます。手のツボは押さえやすいので,ぜひ刺激してみてください。
簡単な体操で肩すっきり
肩こりには,ツボの刺激だけでなく体操も併用すると効果大です。肩こりに効くものとしては,まず,「肩回し体操」がお勧めです(図4)。両手をそれぞれの肩の上に置き,グルグルと回します。これを10回繰り返します。
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図4●「肩回し体操」のやり方 肩の上に手を置き,肩甲骨が動くことを意識して,手を前向きに回す。これを10回繰り返す |
次は,「肩すくめ体操」です(図5)。文字通り,グッと肩をすくめて戻します。これも10回繰り返します。
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図5●「肩すくめ体操」のやり方 肩をグッとすくめて戻す。これを10回繰り返す |
今回はツボと併せて体操も紹介しました。オフィスでイスに座りながらでもできますから,毎日続けたいものです。次回は,忘年会シーズンに備えて二日酔いを治すツボを紹介します。
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