■本日(9/28)配信のITproメールに記載した『「ゲイツの後継者」が最も好きなマイクロソフト製品』のリンク先が誤って現在ご覧の記事になっておりました。正しいリンク先はこちらになります。お詫びして訂正します。 |
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▲マルチタッチインターフェースを採用する「iPod touch」。無線LANを備え、Webブラウジングやネット経由での音楽ダウンロードが楽しめる [画像のクリックで拡大表示] |
アップルは2007年9月6日、今年1月に発表した携帯電話「iPhone」と同じマルチタッチユーザーインターフェースを搭載する「iPod touch」を発表した。iPhoneから電話機能を省き、一回り小さい本体に、IEEE802.11b/g対応の無線LANを装備。新サービスの「iTunes Wi-Fi Music Store」を介して、iPod touch単体で音楽のダウンロード購入ができる。
記憶メディアはフラッシュメモリーを採用し、8GBモデルと16GBモデルの2種類をラインアップ。価格は8GBモデルが3万6800円、16GBが4万8800円。今月中に発売を開始する。オンラインのApple Storeでは“9月28日までに出荷する”となっている。既に予約した編集部員によると、到着は10月1日、2日になるという。
米国で9月5日に行われた「The beat goes on」イベントを受け、日本でも9月6日に製品発表会が開かれた。実際の製品を試せる機会もあったので、その模様をレポートしたい。なお、同イベントでは、iPod touchのほかにも、最大160GBの大容量HDDを搭載した「iPod classic」、ビデオ再生やゲームなどに対応した「iPod nano」(詳しい記事はこちら)、カラーを一新した「iPod shuffle」が発表された(ニュース記事)。米国のホリデーシーズンを前に、iPodシリーズの全ラインアップを一新した格好だ。
■ iPhoneより薄い8mmのスリムボディー
ハードウエアは、iPhoneをベースにしているが、サイズは一回り小さい。外寸は幅61.8×厚さ8×高さ110mm。重さは120g。特筆すべきは薄さで、iPhoneの11.6mmより4mm近く薄くなっている。液晶は3.5インチワイドで、表示解像度は320×480ドット。iPodの2.5インチよりも大きく、ビデオや写真も十分楽しめるサイズだ。
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▲本体の厚さはiPhoneよりも薄い8mm [画像のクリックで拡大表示] |
▲背面はiPodと同じ鏡面仕上げを施したステンレス製 [画像のクリックで拡大表示] |
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▲本体上部。左側の黒い部分は無線LANのアンテナで、右側はホールドスイッチ [画像のクリックで拡大表示] |
▲本体底面の右側にイヤホンジャック。コネクターは従来と同様のタイプを採用しており、iPod用の機器が利用できる [画像のクリックで拡大表示] |
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▲iPhone(手前)との比較。奥のiPod touchの方が薄く、コンパクトだ。ユーザーインターフェースは基本的に同じ。ユーザーによるソフトウエアの追加は今のところできないという [画像のクリックで拡大表示] |