中堅・中小企業の業務アプリ利用実態(11)
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| 図1●DWHパッケージの製品別シェア(Nは有効回答数) |
今後の導入予定では,パッケージ化率は93.9%とさらに高くなる(図2)。導入予定の製品別シェアは「Red Brick Warehouse」が35.5%,「Business Objects」が29.0%,「Powerplay,impromptu」が25.8%となり,上位3社で9割以上を占めた。
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| 図2●DWHパッケージの導入予定シェア(Nは有効回答数) |
ナレッジマネジメントでは,パッケージが78.3%,自社製オーダーシステムが21.7%と,こちらも導入企業の多くがパッケージ製品を利用している。製品別シェアでは,有効回答数が少ないのでやはり参考値となるが,サイボウズの「サイボウズデヂエ」が61.1%と他の製品を圧倒して高いシェアを誇っている(図3)。2番手はNECソフト/ジャストシステムの「KnowledgeWorld」で7.4%。これにカナソフトウェアの「KANA IQ」が1.9%,サピエンスの「ドキュメント管理システム」が1.9%で続いている。
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| 図3●ナレッジマネジメントの製品別シェア(Nは有効回答数) |
今後の導入予定では,パッケージ化率はほぼ100%の96.6%となっている(図4)。導入予定の製品別シェアは「サイボウズデヂエ」が66.7%でさらにシェアを上げている。2番手以下は「KnowledgeWorld」の15.8%,「ドキュメント管理システム」の8.8%で,サイボウズの強さがさらに際立つ結果となった。
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| 図4●ナレッジマネジメントの導入予定シェア(Nは有効回答数) |
しかし,今回の調査結果だけを見て,サイボウズデヂエが今後もこの寡占状況を保つとは言い切れない。なぜならDWH,ナレッジマネジメントのパッケージ製品は,市場としてまだほとんど確立されていないからだ。そう判断するためには,市場が活性化する段階まで,もう少し待つ必要がありそうだ。
次回は最終回となるが,中堅・中小企業のアプリケーションの利用状況のまとめと提言を行いたい。
なお回答企業プロフィールなどの調査概要については,こちらをご覧ください。
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■伊嶋 謙二 (いしま けんじ) 【略歴】 ノークリサーチ代表。大手市場調査会社を経て98年に独立し,ノークリサーチを設立。IT市場に特化した調査,コンサルティングを展開。特に中堅・中小企業市場の分析を得意としている。 |