Vine Linux 4.0

2006.12.04

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　安定して動作することを重視して，Project Vineが開発・提供している国産ディストリビューション。国産ならではの丁寧な日本語対応で定評がある。また，インストールした直後からLinux入門者でも比較的簡単に利用できるのも大きな特徴だ。

　Vine Linuxのインストール・メディアは，CD-ROM1枚にまとめられている。このインストールCDに入らなかったパッケージについては「VinePlus」というパッケージ集として公開されており，ダウンロード・サーバーから自由に入手できる。

　パッケージ管理システムにはRPMおよびATP-RPMを採用している。ATP-RPMではダウンロード・サーバーに公開されているRPMパッケージを入手してインストールできる。その際には，パッケージの依存と競合関係を気にしなくて済む。

ディストリビューション名	Vine Linux 4.0
開発/販売元	Project Vine
URL	http://vinelinux.org/
対応機種	PC AT互換機，PowerPC
公開日/販売開始日	2005年11月22日
価格（税込み）	無償
パッケージ管理システム	RPM
アップグレード・パッケージ	Webサイトよりダウンロードまたはapt-getコマンドにて入手可能

・基本アプリケーション

・クライアント・アプリケーション

・サーバー・アプリケーション

Webサーバー	Apache 2.2.3
メール・サーバー	Postfix 2.2.10，sendmail 8.13.8 (Plus), dovecot 1.0.0 (Plus)，qpopper 4.0.9 (Plus), UW IMAP 2006b (Plus), Courier IMAP 0.4.3 (Plus)
DNSサーバー	BIND 9.3.2p2
FTPサーバー	proftpd 1.2.10，vsftpd 2.0.3
Windowsファイル共有サーバー	Samba 3.0.23c
キャッシュ・サーバー	Squid 2.6STABE4 (Plus)
データベース	PostgreSQL 8.1.5 (Plus)，MySQL 5.0.27 (Plus)
その他のサーバー	dhcp 3.0.4