図1 Windows XPで実行した画面
図1 Windows XPで実行した画面
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net use \\コンピュータ名\IPC$ パスワード /user:コンピュータ名\Administrator & net view \\コンピュータ名 /cache

 Windows 2000以降では,サーバー側でオフライン・フォルダのキャッシュについて設定ができます。これを使って,例えばオフライン・フォルダの利用を明示的に禁止させたい場合には,共有フォルダ側のキャッシュ設定を「無効」にするという方法があります。

 ただし,このような利用法をした場合に,設定にもれがないかどうかを確認しておきたいでしょう。このようなときには,上記のようにnet useコマンドとnet viewコマンドを組み合わせて使えば,リモートから簡単に確認できます(図)。

 この図として示した画面はワークグループ環境でを実行した例です。この場合,すべての共有でキャッシュの無効化をしようとしたのに,一つの共有フォルダでは設定のもれがあることがわかります。

 なお,「オフライン・フォルダのキャッシュ」設定については,net share コマンドの/cacheオプションの説明などをご参照ください。