Linuxコマンド逆引き大全 |
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リダイレクトの使い方 |
リダイレクトとは,入出力の方向を変えることを意味する。具体的には処理結果の出力先を画面からファイル(への書き込み)に切り替えたり,入力元をキーボードからファイル(からの読み出し)に切り替えたりすることである。リダイレクトを用いると,コマンドの処理結果をファイルに書き込んだり,処理結果のリスト・ファイルを作成したりできる。
リダイレクトするには,以下の表のような記号を使う。
リダイレクト | 意味 |
---|---|
> | 出力のリダイレクト(上書き) |
>> | 出力をファイルに追記する(ファイルの更新) |
< | 入力のリダイレクト |
<< | 入力終端文字列を指定する |
使用例を以下に示した。
ソートした結果をファイル"result"に書き込む $ sort target > result ログからftp接続の情報を抜き出し,ftp.logに追記する $ grep "in.ftpd" /var/log/secure >> ftp.log temp.logから"2000/10"という文字列を検索する $ grep "2000/10" < temp.log 数行のテキスト・ファイルを作る $ cat <<_END_ > result > Hello!! > Happy Linux > _END_ ←ここで終了(_END_が入力終端文字列なので) $ cat result ←ファイルが作成されているかを確認 Hello!! Happy Linux |
関連事項 |
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