日立ソリューションズ・ビジネスの「DoSupport」は、ヘルプデスクのサポート対応をリモート操作機能で支援するクラウドサービスである。Webブラウザーとクラウドを介して、サポート担当者(オペレーター)がエンドユーザー(顧客)のPCをリモート操作できるようにする。
顧客PCとオペレーターPCにソフトをインストールする必要はなく、双方ともにWebブラウザーでクラウドにアクセスした状態で利用できる。Webブラウザーとしては、Internet Explorer 7以降(ActiveXコントロールが動作する環境)を使う。これにより、通話しながら画面を共有できる。
利用に当たっては、まずオペレーターがDoSupportにアクセスした状態で、SSL-VPNコネクションを張るためのURLとセッションIDを顧客に教える。顧客は、教えられたURL(HTTPS)にInternet Explorerでアクセスし、セッションIDを入力する。すると、オペレーターによるリモート接続を許可する確認画面が出るので、これを承認する。これにより、オペレーターは顧客PCをリモート操作可能になる。
DoSupportの概要
機能と用途 | ヘルプデスクサポート用のリモート操作機能 |
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仕組み | リモート操作の機能をActiveXコントロール(IE)で実装 |
稼働環境のサポートOS | オペレーターPC:Windows Vista/7/8/8.1 顧客PC:Windows Vista/7/8/8.1またはWindows Server 2008/2012 |
価格(税別) | オペレーター同時接続1アカウント当たり年額21万6000円 初期費用として企業登録料が3万円 |
発表日 | 2014年4月8日 |
提供開始日 | 2014年5月9日 |