2013年の国内企業におけるIT支出額は、従業員1000人以上の大企業で前年比1.2%増の6兆5523億円、従業員999人以下の中堅中小企業で同0.2%増の3兆5328億円になると、IDC Japanは予想する。大企業の多くは金融緩和政策や円安によって業績が改善しつつあり、IT支出は回復傾向にある。一方、中堅中小企業の多くは業績の改善が遅れているという。このため、2014年におけるIT投資は、投資額と投資の内容の両面で企業規模による格差が開く可能性が高いとしている。

国内IT市場 企業規模別 支出額予測
国内IT市場 企業規模別 支出額予測