NTTレゾナントの「ビジネスgoo for BYOD」は、中小企業向けにBYOD(私用スマートデバイスの業務利用)機能を強化したSaaS型のグループウエアサービスである。ファイル共有・ストレージ機能、スケジューラ、メールクライアント、電話帳、セキュリティ機能などを一つのパッケージにして提供する。Android 2.3/4.0を搭載したスマートフォンなどのモバイル端末で利用できる。
ユーザー企業は、グループウエア機能として「ビジネスgoo」を契約しておく必要がある。ビジネスgooでは、スケジューラ、ファイル共有サービス、掲示板、シフト管理、顧客管理、交通費管理などのグループウエア機能をSaaS形式で提供する。「ビジネスgoo for BYOD」ユーザーは、専用のクライアントアプリからグループウエアにアクセスする。専用クライアントアプリは、Google Play上で無料配布している。
ユーザーがモバイル端末に専用アプリをインストールすると、モバイル端末はプライベート領域とビジネス領域に分割・管理される(公私分離機能)。こうすることにより、私物を使ったBYOD環境でもセキュリティを確保しやすく、プライバシーに配慮した使い方ができるようになる。
ビジネスgoo for BYODのクライアントソフトは、このビジネス領域を管理し、この領域に暗号化したスケジューラのデータやメールクライアントのデータなどビジネスgooのグループウエアデータを保存する。また、万一のモバイル端末紛失時には、遠隔操作でビジネス領域のデータを消去できる(リモートワイプ機能)。これにより、モバイル端末紛失時の情報漏洩を防ぐことができる。
ビジネスgoo for BYODの概要
主なサービス内容 | 中小企業向けにBYOD(私用スマートデバイスの業務利用)機能を強化したSaaS型のグループウエアサービス。ファイル共有・ストレージ機能、スケジューラ、メールクライアント、電話帳、セキュリティ機能などを一つのパッケージにして提供する。ユーザーがモバイル端末に専用アプリをインストールすると、モバイル端末はプライベート領域とビジネス領域に分割・管理される(公私分離機能)。また、万が一モバイル端末を紛失した時には、遠隔操作でビジネス領域のデータを消去できる(リモートワイプ機能)。これにより、モバイル端末紛失時の情報漏洩を防ぐことができる。 |
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料金 | 600円×20ID+ディスク料金(10Gバイトは無料、50Gバイトは8000円、100Gバイトは1万5000円)=1万2000円~。最小契約数5IDから、以降5ID単位の契約。 |
発表日 | 2013年6月3日 |
提供開始 | 2013年6月3日 |